電通大 株式会社菊池製作所 医療用3D AR HMD 2016
これまでの複数HMDデザインおよび顔面へのフィッティングノウハウを活かし、動作試作機制作のIDと機構設計を担当させていただきました。 デザインにあたり肝動脈結紮手術現場の見学に同行させていただきました。
方式が異なる3方式の光学系(遮蔽式LCD+凸レンズ、透過式垂直プリズム、 透過式水平プリズム)にそれぞれ複眼3Dカメラ、フリップアップ構造を実装。遮蔽式にはレンズの前後調整機構、透過式のものには水平方向でのPD(瞳孔幅)調整機構と手術灯照度軽減のLCDシェードを備えています。またそれら3方式を共通する単一形状の装具で頭部装着可能となっております。
装着安定性、フリップアップ、PD調整機構、ワイヤリング、 メカパーツ選定、 軽量化、組み立て含む機構設計を行い、それぞれ動作する実機の最終組立までを行いました。
メディカルクリエイション福島にて一般向け展示されました。
Dentsu Univ Medical 3D AR HMD 2016 Working prototype (ID ME) Medical creation Fukushima